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自分らしく生きている素敵な人を見つけてご紹介していきます

花屋の配送から始まったキャリア、CFOとして上場を経験し再度花の道へ!

#インタビュー #キャリア #フラワーアーティスト #花

 

自分らしく今を生きるvol.7 フラワーアーティストChikara

 

こんにちは。

『自分らしく今を生きる』では普通の会社員である僕が
心から「素敵な生き方をしている」と感じた人たちに出会い、
その生き方に至るまでにどんなことを考え、どんな行動をしてきたのか聞いたお話を
僕と同じく『普通の○○なあなた』にご紹介していきます。

今回お会いしたのは、Chikaraさん。
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 商品としてのお花を売るという考え方ではなく、
「お花のある暮らし」を提供したいという想いで
ECサイト”hanane”を運営されるChikaraさん。

もともとお花が好きだったわけでは全くない…!
お花の配送ドライバーからベンチャーの上場担当CFOに…!
異色のキャリアをお持ちのChikaraさんにお話を聞いてきました。

 

hananeサイト:hanane
chikaraのブログ:hananeのフラワーアーティストchikaraのブログです。 

『ネイル×花×コーヒー』のイベント案内
日時:9/5(火)19:00~21:00(仮)
場所:ブルーボトルコーヒー六本木店(仮)
*詳細決定次第hananeのSiteでご案内いたします。

 

 

「花のある暮らし」を広めたい

-今どんなことをされているんですか?
お花のある場所、生活を送られる方を増やしたいという想いで
”hanane”というWebサービスを2017年4月末にリリースしました。
僕はお花そのものを売りたいわけではなく、
お花を使って、相手の方や、自分自身に「気持ち」を贈るお手伝いをしたいと考えています。

同じ想いを持ってくださるフラワーアーティストの方に入っていただき、
一人ひとりのお客様に対して花のコンシェルジュとなり
orderに応じて丁寧にお花をお作りすることで、その方の生活を豊かにしたい
そんな想いを持ってやっています。

-普通のお花屋さんとはどう違うんですか?
モノではなくて、「贈る」や「飾る」といったその行為にスポットライトを当てているので、
例えば、注文時に、好きな色は聞きません。あとは、好きなお花も聞きません(笑)
その代わりに、贈る相手の方がどんな方なのか、どんな気持ちで贈るのか、
どんな気持ちにさせたいのか。という部分をヒアリングします。
ご注文ファームに情報を入れて頂いている時間が
「贈る相手の方の事を一番考えている時間にしてほしい」と思っているんです。

登録会員の方のオーダーにお応えしてお花をお作りするのがメインですが、
実はインターネットだけではなくて、全く別のジャンルとの掛け合わせで
リアルでイベントを実施することでお花に触れるきっかけを
提供していきたいと思っています。
また、これは現在準備中ですが、
協賛企業様とのコラボレーション事業を今後やっていく予定です。
普段はお花とは縁遠い暮らしをされている方にも、
お花に触れる、お花のある生活を送るきっかけをどんどん提供していきたいと思っています。

自分でお花を買って家に帰って生けるような暮らしをする人を増やしたいと思っていますが、
いきなりそれはハードルが高いので、今は誰かにお花を送るという体験のお手伝いをWebサービスとしてはメインにしています。
例えば、会員になっていただくと色々な記念日の前に
「お花を送りませんか」というメッセージが届き、
過去に利用履歴があれば「前回はこうだったから今回はこうしては」というような
ご提案をすることもできます。
将来的には、個別のフラワーアーティストを専属として美容師のように
自分のこと、自分の家のことをわかってくれている関係が築けるような、
そんなサービスにしていきたいです。

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-それは嬉しいですね、男性は花屋に行ってもオーダーの仕方がわからず戸惑う人がたくさんいますからね。なぜそんな想いを持つようになったんですか?
お花の業界というのは、花という物を売ろうと思っていると
どんどんニーズがなくなっていくだけだろうと思っています。
たとえば、おいしくてかわいくてプレゼントに最適なお菓子とかもたくさんありますよね?
モノとして見たら、食べれるものにはかなわないかもしれない。
ボクが食いしん坊なだけかもしれませんが(笑)。

そうではなく「お花をあげる」とか「お花をもらう」という行為が生活を豊かにするし、
その価値は今後きちんと伝えていけば必ず伝わると思っているんです。
それがお花のチカラ、お花の良さ、強さだと思うんですよね。

-お花って結構高いじゃないですか。お花にこだわった生活をしているっていうと何となくセレブな暮らしをイメージしてしまうんですが、仰っているのはそういう方がターゲットではないんですよね?
まさにそういう方にどんどん買っていってもらおうというのが、これまでのお花の業界だったんです。
そうではなくて、何かのきっかけがあれば1000〜2000円くらいのお花を買おうかなと思う人は増やせると思っているんです。
そこにお金をかけても良いかなと思ってもらえる人を増やしたいんです。
なので、最初はイベントや企業タイアップを通して
まずはお花に触れる機会を作っていきたいと思っています。

 

高校卒業、たまたま出会った配送ドライバーの仕事から花の世界にハマる

-そもそも、なぜお花の世界に入ろうと思ったんですか?
高校を卒業して1ヶ月くらいブラブラと遊んでいたんです。
でも、すぐにお金がなくなるじゃないですか。
お金がないと遊べないから、何かお金を稼がないといけないと思った時に、
自分には車の運転が好きという以外に何もなかったんですね。
それで、横浜駅の近くを歩いているときにたまたま見かけた
「花屋の配送ドライバー募集」の看板を見つけて、これならできると思って扉を叩いたんです。

-え、じゃあ何でも良かったということですか?
ええ、それが家具の会社なら今頃インテリアデザイナーになっているかもしれないですし(笑)、本当にたまたまなんです。

-入ってからずっと配送をやっていたんですか?
最初の11ヶ月はほんとに配達だけです。
横浜の事務所に出勤して、依頼されたものを乗せて市内に届けていく。
市場にお花を取りに行くというのを合間にやったり。

-飽きないんですか(笑)?
これが全然飽きなくて、凄い楽しかったんですよ(笑)。
ですが、そのお店の育成プランとしては、
この配達というのは花をやりたい人の下積み的な位置づけなんです。
僕はそこだけがやりたいという珍しい人種だったと思います(笑)。
なので、その次のキャリアステップとして実際に花を自分で扱っていくことになります。
その頃には、自分でも作ってみればと先輩に教えてもらったりもしていたので、
お花に触るのも楽しくなってきていた頃でした。
花言葉を覚えたり、説明したり、いわゆる普通にお店で接客をしていました。
実際にやってみると、とにかく作ることが楽しかったんですよね。

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バッグ一つで受け入れ先も決めずにドイツへ留学

-どのくらいそのお店で働かれていたんですか?
6年くらい働きました。
その後、このままずっとここで接客をし続けるのはつまらないかもと思うようになり、
どうしてもドイツに行きたくなったことがきっかけで、そこを辞めることになります。

-何でいきなりドイツなんですか?
その花屋にいた6年間のうち、4年間はドイツから帰国した方がやっている
お花のスクールに通っていたんです。
そこでのお花はいわゆるお花やさんの作り方にこだわらない
デザインでお花を作ることができて、すごく楽しかったんです。
その間にもコンテストで賞をいただいたりしたこともありましたが、
やっぱり行かないとと思い立ち、ドイツに行くことにしました。

-じゃあ、その先生に紹介してもらって留学みたいな感じだったんですか?
いや、特にその先生にお世話になることもなく・・・
なので、特に受け入れ先も決めずに、バッグ一つで乗り込みました。
今考えるとそれが良かったのかもしれませんが。

-すごい(笑)。アテもなく行って何をしていたんですか?
ほんとにアテがなかったので、とにかく街で花屋に行って
タダで良いから働かせてくれとお願いをするんですが、
いやタダにしてもドイツ語がそんなに喋れないんじゃ
どうしようもないと言われてしまいます。
まぁ当然ですよね、どう考えても邪魔なだけですから(笑)。
なので、まずは語学を学ぼうと決めて語学学校に入ります。
そこは色んな国から生徒が来ていて、医学を学びに来た優秀なやつもいれば、
僕みたいのもいる、そんなところでした。
授業よりも、毎週木曜に開催される飲み会が一番の学びの場でした。
色んな国の人がいて、語学だけでなくとても社会勉強になりました。

-その後もう一回花屋さんに行くんですよね?
たしか手紙を書いて持っていったと思います。
接客なんてさせてもらえないから、
裏方としてディスプレイ用の骨組みを作ったり、そんなことをしていましたね。
滞在期間が限られているからと言ってどんどん次のお店を紹介してもらって、
2ヶ月スパンくらいで4〜5箇所のお店を移動しました。
その活動をする中で、ドイツのお花の業界でとても有名な方のお店にたどり着き、
その方が凄く顔が広い方で色々な方を紹介してもらいました。

 

帰国のきっかけはある社長との出会い

-ドイツには全部でどのくらいの期間いらっしゃったんですか?
1年数ヶ月です。最後はただのヨーロッパ旅行をしていました(笑)。
ある時、銀座で化粧品のお店をOPENするという日本人に出会い、
その方に今こんなことをしていると話をしたら、
一緒に戻ってお店の内装を手伝ってくれないかとオファーをもらったんです。
帰るきっかけがなかったので、良い機会かなと思ってそのお話を受けることにしました。
その店内の1箇所に僕の作品を置く場所を作ってくれ、
お客様に対してお花のレッスンをやったりしていました。
その繋がりで、丸の内OLさん向けのレッスンをやったり、
設備メーカーのショールームでイベントをやったり色々していましたね。

 

フラワーアーティストからベンチャーのCFOへ、猛勉強の日々

-その後一度お花の世界を離れるんですよね?それはどうしてですか?
そういった活動をしていくうちに、花のことしかできない自分はマズイんじゃないかと危機感を抱き始めたんです。
単発でこのまま仕事をもらい続けても、
やれることが一向にスケールしないと感じ始めていました。

-その段階でそのことに気づけたのはどうしてなんですか?
単純にしんどかったんです。
やってもやっても儲からないという状態で、
このままじゃマズイと感じざるを得ない状況でした。
今思うともしかしたらちゃんとブランディングをしていけば道はあったのかもしれません。
でも、そのときの自分には思いつかなかった。

-それでどうしたんですか?
実は、花屋を辞めてドイツに行くまでに
お金を貯めるために人材派遣会社で働いていたんです。
その会社も銀座にあったので、先ほどの化粧品の会社でお花を飾る仕事をしている合間に
遊びに行っていました。
そこに、立ち上げたばかりのベンチャーの社長がプレゼンに来ていたんです。
人材派遣会社のノウハウを自分のところへ展開したいという相談に来ていました。
それを聞いた人材派遣会社の方の社長が「暇なやつがいる」と言って
差し出したのが僕だったんです(笑)。
じゃあ少しの期間なら、というつもりでアルバイトとしてお手伝いをスタートしましたが、
急成長している会社は本当に忙しく、さらには新卒社員まで入ってきてしまい、
僕がアルバイトじゃ申し訳ないという気持ちで、
「正社員にさせてください」と自分からお願いしました。
自分の中でも良い経験になるだろうと思い、
花のことはすっぱり辞めて働き出したんです。
まあ、正確にいうと花をやっている暇がなかっただけなんですけどね。

-そこでどんなことをしていたんですか?
最初は全国へ人材の登録者ネットワークを拡げ、システム作りのディレクションをし、
その後管理部門を見ることになり、上場を目指すことになります。
僕の経歴を見て色んな方に「お前が上場準備責任者なんて絶対無理だ」と言われ続けましたが、たくさんの方に助けられ、運良く上場を果たすことができました。

その後は経営企画を作り、買収したお菓子屋さんを担当したりしていました。
自分の中でも一つやりきったという気持ちもあったんでしょうが、
もうそろそろ辞めようと思い立ち、2ヶ月間空白の期間がありました。
何をしようか迷っている時に知り合いのヘッドハンターから連絡をもらい、
上場準備中の会社に入ることになります。

 

もう一度お花の道へ

-そこからもう一度お花をやろうと思い立ったのはどうしてですか?
心の中ではやはり「お花に携わる自分でいたい」という気持ちもありました。
4年前くらいになるんですが、お花好きな男性陣と出会いまして、システム開発ができる方々なのですが
当時から自分のやりたいことをお話ししていたんです。
当時から僕の考えていることに共感してくださっていて
「いつやるの?」とずっと言ってもらっていたんです。
その期間も、こんなふうなのにしよう、あんなふうなのにしようと
ずっと一緒に考えてくれていました。
結果、その方々にhananeのシステムまで作ってもらいました。

このメンバーに出会っていなければ、hananeは出来ませんでした。
本当に感謝しかないです。
システムもどうにかなってしまうし、サービスの開始が出来てしまう。
もうこれはやるしかないなということになって、今の事業を開始することになったんです。

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Chikaraさんの自分らしく生きるきっかけ

はじめからやりたいことが明確な人なんてほとんどいません。
Chikaraさんも、たまたま出会った「花」という世界にのめり込み、
突き詰めていったからこそ、今の課題意識に出会うことが出来たのだと思います。
Chikaraさんが自分らしく生きることができているのは、
「①偶然に出会う②とことんハマってみる③課題に出会う」を繰り返してきたからでした。

それを支えてくれたのが「とにかく飛び込む」という行動力、
そして行動するからこそ生まれてくる「想いの強さ」の二つ。
まさに「自分らしく今を生きる」お手本のような、
聞いていてワクワクするキャリアストーリーでした。

花のある生活を提供して、少しでも人生を豊かにするお手伝いをしていきたい
と語るChikaraさんの力強くも優しい感性が、多くの方の元に届くことを願います。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
いつかあなたの『自分らしく今を生きる』お話も、ぜひ聞かせてください。

 

かわだ

立ち上がろうとする娘を見て思う二つのこと

育休31日目。
いよいよ育休もあと1週間を残すのみ。

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ここ数日で娘は掴まらずに立ち上がれるようになっていて、
数秒ですがそのまま立っていられるようになりました。
毎日毎日失敗しながらも徐々にできるようになっていくその姿は、
「立つ」という目で見てわかりやすい完成形があるために
めちゃくちゃ応援のしがいがあるし、見ているこちらの刺激にもなります。

自転車に補助輪なしで乗れるようになった時、
逆上がりができるようになった時、
届かなかった場所までボールが投げられるようになった時。

こういった、自分の体がイメージするように動かせるようになった時の感動、
達成感はほんとに大きくて、今でもその感覚を覚えているものも多いです。


そんな娘のトライする姿を見ていて、思ったことが2つあって、
一つは、自分の目標について。最近しばらく"その感覚"を味わっていないなということ。
もう一つは、身近なモデルである重要さ。


自分は明確な目標をイメージを持っているか
娘がなぜ一人で立ち上がろうとトライするのかといえば、
僕ら親の行動を見て、他の子供の行動を見て、
「私もやってみたい」と思っているのでしょう。

目標をとなるモデルをおいて
「その人がやっていることを私もやれるようになりたい」と思うこと。

人が成長するのに必要なのはそういう具体的な自分のイメージだと言われます。
これは自己啓発系のセミナーとかに行くと間違いなく言われるやつです。
みんな言うんだから、よっぽど大事なんでしょう。

最近の自分は明確な目標イメージを持ってトライしているのか、

娘の成長に負けないように自分も成長し続けたいと思えている
親はどのくらいいるのか、

人のための前に、自分が成長し続けたい人でありたいです。


最も身近なモデルである重要さ
小さい頃は、ほとんどの子供にとって親がこのモデルになります。
ということは、精神・行動範囲の面で独り立ちするまでは、
親がどれだけ魅力的なモデルでいられるかがその子の人生を決めます。

言われなくても当たり前のことですが、
改めて意識してみるとそう思うだけで
子育てってかなりチャレンジングな経験だなと捉えなおせます。



元K1の王者、魔裟斗さんが数年前に年末の舞台にもう一度上がるまでの取材番組を観ました。

僕はそこで彼が言っていたことをずっと覚えています。

− なぜもう一度リングに上がろうと思ったんですか?(そこまでには、とんでもないトレーニングをまたしなくてはいけないのに)
「子供も妻も挑戦をしているんですよ。妻も出産というとんでもない挑戦をしたし、子供も公園デビューして他の子に話しかけるという大きな挑戦をしているのを見ていて、俺は最近何を挑戦したんだろうと思ったんです。もう一度、子供が記憶に残せる年齢の今、自分も挑戦したいという気持ちになったんです。」

僕はK1全盛期に青春時代を過ごしたので、
元々魔裟斗さんは大好きだったんですが、
やっぱりこの人かっこいいなと思ってしまいました。


「お父さん、お母さんみたいに生きたい」と
心が育ってきても憧れられる人でいたい。


娘の立ち上がる姿を見て何を思うかは人それぞれですが、
僕は「大人はこんなに楽しいのかと思ってもらえるような生き方をしたい」と
改めて思うここ数日でした。

【後編】1歳子連れ旅行@那須なら絶対オススメの宿・レストラン・レジャー

育休29日目。

ほんとは昨日アップするつもりが
結構エネルギーを使う内容にヒヨって
1日間が空いてしまいました。。
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追体験してもらうには時系列が大切なので
3日間の工程順に追っていきます。

旅行計画の立て方
僕は旅行に行く際には、こんな風に計画を立てます。

①旅行地での「行きたいお店リスト」を作成(主に食べログ、詳しい知人がいる場合はその方のオススメも)
②位置関係を考慮して各日程でやること、行きたいレジャーを決定(Google検索からRETRIPなどのサイトへ)
③位置関係を考慮して各食事で実際に行くお店を決定(食べログのマップ機能を使用)
④現地に行ってから地元の情報をもとに行き先の微調整

河田家では、毎食をどこで食べるかはほぼ僕に任せてもらっています。
(食事の行程表を作るのが僕の趣味みたいなものだとわかってくれているので)
行きたいレジャーについては、妻の意見も擦り合わせて決定します。


1日目:駅前イタリアン 〜 アウトレット
新幹線で那須塩原に降り立ち、向かったのがこちら。

ヴィンチ
ヴィンチ (那須塩原/イタリアン)
ヴィンチ (那須塩原/イタリアン)★★★☆☆3.41 ■予算(夜):¥5,000~¥5,999
tabelog.com

駅から徒歩でも5〜6分くらいで到着します。
席数6〜7くらいの小さなイタリアンです。


ここは行って大正解でした。


那須塩原に降り立つ機会があるなら、無茶苦茶オススメです。
僕が大した情報を共有していなかったので、そこまで期待していなかった分、
今回の旅行で最も良かった食事はこのランチだったと言っていました。

ランチタイムはコースになっていて、
スープ、前菜盛り合わせ、メインの10種類ほどから選べるパスタ、デザート、ドリンク
という流れ。

前菜
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メインのパスタ
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細かい食レポはしませんが、地元の食材を使っているのも好感が持てるし、
どれをとっても非常に美味しい。

これで1人2000円切ってるのはマジで破格です。

那須塩原に降り立つなら絶対に行ってください。

子連れという観点で見ると、
入口が狭いのでベビーカーがギリギリ、
でも中の席は席間の距離が割とゆったりしているのでそのままでも席付けできます。
ベビーチェアも1台用意されていました。
今回は娘がこのタイミングで寝ていてくれたので、
親だけ先にランチを済ませ、娘の食事はアウトレットでとることに。


那須ガーデンアウトレット
【公式】那須ガーデンアウトレット
リゾート型ショッピングモール、那須ガーデンアウトレット。2012年7月にスケールアップオープンし、148店舗に。黒磯板室インターから約2分とアクセスも良好。
www.nasu-gardenoutlet.com

平日ということもあり、どの店も、フードコートも劇的に空いていました。
娘にはうどんを食べさせようと思っていたんですが、
まさかのフードコートにうどん屋さんなし。。
仕方なくアウトレット内のセブンで買ったパンをランチにしました。

アウトレットとしては、ほとんどどこのアウトレットにもあるような
ブランドのラインナップ、むしろハイブランドはほとんど入っていないという感じです。
子供が遊べる遊具があるとネットで出てきますが、
その辺に公園にありそうなクオリティのものです。
よほど狙いたいブランドがない限りは、
わざわざ立ち寄る必要のないスポットだと思います。


その後ホテルにチェックインして1日目は終了。


2日目:りんどう湖 〜 ベーカリー 〜 牧場
2日目は朝からホテルでバイキングをいただき、りんどう湖レイクビューへ出発。


りんどう湖レイクビュー

計画では「那須どうぶつ王国」へいく予定だったのですが、
休園日だと前日に妻から教えてもらいこちらへ変更。

感想としては、微妙、でした。
是非行った方が良いよとオススメするほどのところではないです。

子連れで行くのなら、ベビーカーは必須です。
湖の周りを1周、(乗り物もありますが)結構な距離を歩いて移動することになるので。

オススメは牧場コーナーでの牛の乳搾りと仔牛のミルクやり。
それからなぜかあるアーチェリー体験。笑
超長いターザンロープが名物みたいですが、
下から見ていてあんまりワクワクしなかったため僕らは体験せず。

全体的にこの時期に行くと暑くて子供もバテてしまうので、
行くならもう少し過ごしやすい季節にいくことをオススメします。

お昼はりんどう湖ではとらず、こちらへ移動。


ペニーレイン
BAKERY PENNY LANE | ペニーレイン
ベーカリー ペニーレイン(BAKERY PENNY LANE)那須店 栃木県那須郡那須町湯本656-2 TEL.0287-76-1960 FAX.0287-76-2944 営業時間 8:00~20:00 (ラストオーダー19:00) アクセス
pennylane.company

栃木県内に3店舗、つくばに1店舗を構える有名なベーカリーレストランです。
店内にはThe Beatlesのグッズがたくさん。

こちらに行って驚いたのが、車が全く停められない!!笑

12時過ぎというお昼時ど真ん中に行った僕らも悪いのですが、既に駐車場はいっぱいいっぱい。
第2第3第4(ここはほんとに停めて良いところなんだろうか…)駐車場も全く空きがありません。
何台も出待ちをしている状態。


平日ですよ!?


凄い人気のお店だということが一瞬でわかります。

何とか運良く駐車をし店内に入るとまた驚き。

レストランの方は案内まで60分、料理提供まで30分かかると書いてあります。
全く小さい子連れ向けの店ではない…!!笑

テイクアウトをして、次の目的地で食べることに。
テイクアウトですら、会計の列が店内をクルクルクルクルと、、
先に妻と娘には出ていてもらい、レジに並びます。

卵アレルギーの娘にはありがたい、
卵を使っていないパンシリーズも店内に貼ってあります。

パン自体は、かなり美味しいです。
時間が経ってから食べているので、焼きたてだったら間違いないでしょう。

パンを買い込んで次の目的地へ。


森林ノ牧場
Cafe - ジャージー牛乳のソフトクリームとランチ | 森林ノ牧場
カフェでは、ジャージー牛乳のソフトクリーム、搾りたてのミルクや、ミルクを使ったスイーツ、地域の農家さんの野菜を使ったランチもご用意しています。
www.shinrinno.jp

ココは出発前には全くたどり着いていなかった場所。
ホテルの観光パンフレットコーナーで妻が
パンフレットのデザインがここだけオシャレだと言って持ってきてくれました。

確かにパンフレット群の中では圧倒的にデザイン性が高い見せ方。
それだけで行きたくなりますよね。
期待しちゃいますよね。
デザインの力ですね。
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到着してみるとどうやらここでもランチプレートがあったようで、
それが結構美味しそう・・・
失敗したー!ペニーレインが激混みとわかった時に
こちらでランチに変更すれば良かったと後悔しつつ、パンに合う牛乳のみ購入。
カフェの横に「蔵」があってそこでは持ち込みのものも食べられます。
冷房とか自由に使ってちゃってくださいというざっくりした感じが良いですね。
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到着した牛乳は濃いんだけど、後味が異常にあっさりしていて不思議な感じ。
こちらのHPいわく、牛のミルクは季節によって味が全く異なるそうで、
夏はあっさり、冬は非常に濃厚な味になるそうです。
となると、一回冬のものも飲んでみたいですね。

牛乳が美味しかったので、ソフトクリームも追加。
これまた異様なまでに"軽い"。
妻も「こんな感じの初めて食べた」と言っていました。
牧場で食べるソフトクリームというと
「濃いー!」の一辺倒だと思っていたので結構衝撃でした。
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ホットミルクもあるので、お子さんにはぜひそちらを飲ませてあげてください。
少しだけ他のレジャー施設からは離れているのですが、
車で30分くらいなのでぜひ訪れてみてください。

この日はここで外出終了。
ホテルに戻って娘はプールデビューしました。
浅ーいところから始めて、25mプールへ行けたので
徐々に慣れて行けたのが良かったです。


3日目:牧場 〜 蕎麦 〜 カフェ

最終日はホテルをチェックアウトし、こちらへ向かいます。


南ヶ丘牧場
那須高原 南ヶ丘牧場l栃木県那須町にある入場無料の観光牧場
www.minamigaoka.co.jp

今回の旅で僕が一番期待していたのが実はこちら。
この旅行で3箇所目の牧場でしたが、やはりここが一番楽しかったです。
小さな牧場なんですが、娘に動物と触れ合える体験をさせられたのが良かったです。

1歳以上のお子さんならぜひ挑戦してみてほしいのが、乗馬と動物への餌やり。

乗馬は親と2人乗りなら1歳以上の子供なら体験可能です。
実際に年齢確認されるわけじゃないので、見た目的に明らかにNGでなければ
1歳未満でも乗れると思います。

うちの娘は普段から親によって揺さぶられ慣れているので(笑)、
結構揺れまくりますが、ガハガハ笑って楽しそうにしていました。
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もう一つ体験できたのは、ウサギの餌やり。
串に刺さった人参をゲージの外からあげるだけなので、
1歳児でも自分でできるというのが嬉しいですね。
なかなかこの年齢で主体的に挑戦できるレジャーはないので。
これもウサギを凝視しながら楽しんでいました。
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実際、りんどう湖の方でも同じような体験ができるところもあるみたいですが、
この南ヶ丘牧場の方が規模が施設圧倒的に小さいので
疲れることもあまりなく楽しめます。
お子さんが1くらいで小さいならばこっちの方が圧倒的にオススメです。
入場料もとられないし。笑
アーチェリーもここでも出来るし。笑

そして「(この立地で)1日5000個売れる怪物ソフトクリーム」と称される
ソフトクリームをいただきました。
これは昨日の森林の牧場ソフトとは真逆の超濃ゆいやつ。
これは間違いなく美味しいです。

絶対食べてください。

残念なのはクレミアという「巻かないソフトクリーム」の上陸により
既に都市圏でもかなりこれに近い味が楽しめるようになっているため、
感動がかなり薄められてしまったこと。


牧場を後にし、ランチへ向かいます。


石心
石心 (那須塩原市その他/そば)
石心 (那須塩原市その他/そば)★★★☆☆3.56 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999
tabelog.com

お蕎麦の名店です。
先に言います。

ここも絶対行ってください。

ただし、1歳を超えて一人で歩き回るようになっている〜小学生以下の年齢にあたる子は
残念ながらこちらに入店できません。
行っていただければ理由はわかりますが、
店内はとても静かに蕎麦を愉しむ和風の建物になっていて、
床座で食べる席もあるためはしゃぎ回る子供を連れて行くのは
結構ナンセンスな感じのところです。

ネットや店頭の看板には「小学生以上でないと入店不可」と書いてありますが、
1歳未満で歩かない子なら行けますので、ぜひ。

席数少なく5組くらいしか入れませんが、
札を渡されるので店外で待つことも可能です。
小さな子連れだとこれは嬉しいですね。

メニューはシンプルに3種類くらいしかありません。
とにかく蕎麦が美味しいです。
塩で食べるのがオススメです。


しらさぎ
カフェ&ガーデン しらさぎ邸 | 那須高原 チーズガーデン
那須で人気のお土産『御用邸チーズケーキ』や各種チーズケーキ、チーズガーデンならではの焼菓子の製造・販売を行っております
cheesegarden.jp

那須で一番有名なお菓子だと思います。
御用邸のチーズケーキ。

その本店がこちらのレストランの横にあります。
今回は食後だったのでチーズケーキだけ食べましたが、
食事のメニューも美味しそうでした。。

ここに来たら店内でしか食べられない「プレートケーキ」を食べてください。
レアチーズの上にブルーベリーソースのかかったシンプルなスイーツですが、
これ無茶苦茶美味いです。

離乳食も持ち込みのOKですし、店内も余裕があるのでベビーカーインも可能ですし、
開放的気持ちの良い空間なので子連れにオススメです。

食べ終わったら横のショップで間違いないお土産たちが買えます。
僕らもここで方々へのお土産を買って帰りました。




帰りの新幹線でiPhoneがないと言い出した僕のiPhoneを座席の隙間で見つけ、
助け出してくれた妻にお世話になりっぱなしの3日間でしたが、
楽しかったと言ってくれ、ガハガハ笑う娘の笑顔の写真を見ていて
改めて行って良かったと思える旅行でした。

情報を詰め込んだらものすごく長くなってしまいました。
ここまでたどり着いてくださった方、ありがとうございました。

また機会があったらこんな記事を書きたいと思います。

お昼寝マネジメントを甘くみていて失敗した話

育休28日目。



またやっちまいました。。
※以降、僕がお昼寝をさせなかったのが失敗だっとという話が、
若干大げさな表現で書いてあります。笑

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今日は朝一から僕が出かけ、お昼前に帰宅。
入れ替わりで妻がランチへ、という一日でした。

帰った時に妻から「午前中寝なかったからお昼寝させてねー」と
伝言を受け取ってバトンタッチ。

娘はルーティン的には、11時くらいに一度お昼寝をして
起きてから昼食、そして夕食前の16時くらいからもう一度お昼寝、
という感じで1日に二度お昼寝をするとかなり調子が良いのです。

僕のイメージはこうでした。

「午前中に寝ていないということは、昼食を終えてすぐに恐らく寝るはず。
15時半くらいまでお昼寝したら、夕飯までは寝なくても何とか持つだろう。」




今日1日を終えた僕なら言うでしょう。






甘い。







甘すぎるぞ。と。









そうです、この予想が大外れします。






先に僕が昼食を終え、13時ちょっと前から娘の昼食。
出かける前に妻が作っていってくれたおにぎりです。
↑感謝しかない。

いつもどおり手掴みでかなり形を壊しながら頬張っていきます。
完食時には、周りが大変なことになるのは毎日のこと。
納豆ご飯じゃないだけマシです!

13時半前にほとんど食べ終わると、そのままベビーチェアに座って寝始めます。
服についた米を拾い上げ、お昼寝用の布団に寝かせて片付け。

ここまでは完全なる"ヨミどおり"というヤツです。

お昼寝の間は自由時間になるので、
旅行の写真を取り込んだり、
本を読んだり、
ラジバ・・・・。










15時10分頃、娘がムクッと起き上がってきます。

「まぁ若干短いけれども、良いだろう。これで16時にもう一回寝かしつけはナイしな。
夕食まで遊んでいよう」

もうお分かりでしょうが、今日の僕の"やらかしポイント"です。

しかも妻が帰ってくるまでの間ほとんど遊びっぱなしで、
歩く練習やハイハイ追いかけっこなど、まぁ体力を消耗していたと思います。

妻が帰ってきてまず娘の夕飯の支度をしますが、
この時にはかなりご機嫌ナナメなモードに突入。

眠くて機嫌が悪くなった時は、僕では絶対に泣き止みません。

妻が時折抱っこしたりしながら、夕飯の準備をしてくれて、
(後で、いやじゃあ代わりに夕食準備をしたら良かっただろ、というもっともな話に。。)
いつものベビーチェアに座らせようとしますが、
機嫌が悪すぎて上手く座ってくれません。

食べれば機嫌も治るだろうと半ば無理やりに押し込めますが、
ビービー泣いております。。笑

娘用麻婆豆腐を食べさせようとするも、
一切受け付けず。

お茶にしても、白いご飯にしても、二週目もダメ。
妻が膝に乗せてちょっと落ち着いたので食べさせようとするもダメ。


もう何をやってもダメ、
僕に変わろうもんなら、この世の終わりかの如く泣くので、
仕方なくご飯は諦め、そのまま妻が寝かしつけまでやってくれました。



いや、ほんとに余計な仕事増やしてすみません。
そして娘よ、タイムマネジメントできてなくてすまん。







ちなみに、その後、
風呂の栓を閉め忘れて湯沸かし器をつけ、
浴槽一杯分まるまるお湯を垂れ流したのも僕です。










今日の学び。

お昼寝は睡眠時間の総量をちゃんと確保できるようにマネジメントしてあげないと。
眠い×空腹のダブルパンチの威力は半端ないです。

【前編】1歳子連れ旅行@那須なら絶対オススメの宿・レストラン・レジャー

育休26日目。

2泊3日の那須旅行から戻ってきました。
娘の人生の初めての旅行。
そして僕ら夫婦にとっても、ママパパになって初めての旅行でした。
ベビーを連れて行きやすい宿とか飲食店って探しづらくないですか? : 河田 豊
育休15日目。5月頃、今年の夏は1歳の娘を連れて旅行(国内)に行こうという話に。もう少し大きくなると選択肢も増えてきますが、まだオムツがついていたり、ハイハイ全盛期の子を連れて旅行に行こうと思うと、結構知りたいところまで情報が出てこなくて選べない、みたいな
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僕が感じていたモヤモヤに何人かから共感のリアクションをもらったので、
同じような境遇の方に届いたら良いな〜と思いながら
泊まったホテル、行ったところ、食べたものなどをまとめて書きます。
誰か一人にでも参考になったら嬉しいです。


前半は移動手段とホテルについて。
明日は後半、食とレジャーについて書きます。


旅の概要
日程:3連休終了後の火曜から2泊3日

行き先:栃木県那須郡那須町

交通手段:東京↔︎那須は新幹線、那須ではレンタカー

食事:ヴィンチ(イタリアン)、ペニーレイン(ベーカリーレストラン)、森林ノ牧場(カフェ)、石心(蕎麦)、しらさぎ邸(カフェレストラン)

レジャー:那須ガーデンアウトレットりんどう湖レイクビュー南ヶ丘牧場


移動手段
我が家はマイカーを持っていないので、選択肢は東京からレンタカーor新幹線。
時間的には、車でも電車でも2時間半〜3時間くらいで大きな差はないです。
レンタカー代、高速代やガソリン代と比較すると、
新幹線コースの方が若干安いんじゃないかと思います。
金額的なことよりも、娘のロングドライブが心配だったのと、僕の体力的にも楽なので
我が家は「新幹線×現地でレンタカー」をチョイスしました。

新幹線の乗車時間は1時間10分ほど。
妻か僕のどちらかが面倒を見ていられるので新幹線移動にしましたが、
このくらいの時間なら娘の機嫌も(寝なくても)まぁなんとかなります。
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1時間ちょっとで「なんとか」という印象だったので、
海外まで飛行機で行く人凄いなーと思ってしまいました。
ハワイだと8時間以上ですよね⁉︎
夜発のフライトにして、離陸時に授乳をして寝かしつけられたら
8〜9時間くらい眠ってくれるんだろうか…
でも夜泣きしたら周りにむっちゃ気遣いそうだし。。



子連れ旅行の一番の難関は、
この「移動」なんですよね。




那須塩原駅前には大手のレンタカーショップが4社ほど並んでいますが、
今回利用したのはオリックスレンタカーさん。
キャンペーンをやっていたので料金シミュレーション的に最もお得だったからです。
対応も丁寧だし、返却時にショート分の料金はきっちり返してくれるし、とても良かったです。
(当たり前なんですかね?結構感動したんですが)

現地でも車を使わずにバスや送迎で済ませることも可能ではありますが、
行動範囲がかなり制限されるので自由に「食」を楽しみたい僕らとしては
レンタカー一択でした。


ホテル
泊まったホテルは前回のブログでも書いたこちら。

ホテルエピナール那須
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さすが、ミキハウスさんの「ウェルカムベビーのお宿」に認定されているだけあって
子連れにとって非常に満足度の高いホテルでした。
むしろ子連れでないと居心地悪いくらい、周囲は子連れだらけでした。笑


素晴らしいと思った点はこんなにたくさん。

①スタッフさんが"全員"子供に話しかけてくれる
②スタッフさんの対応が非常に丁寧
③ベビー用品を無料貸し出ししてくれる
④レストランの子供椅子のバリエーションが豊富
⑤レストランでは無償でベビーフードを出してくれる、キッズ用のバイキングもある
⑥ベビー用のプールがあり、乳児でも温泉入湯可能
売店でもベビー用品を一通り揃えている
⑧絵本のコーナーには大量の絵本
⑨キッズ向けイベントも開催


スタッフさんが"全員"子供に話しかけてくれる
館内ですれ違ったり、レストランでサーブしてくださるスタッフさんが
全員子供に慣れている感じがしました。
子供に必ずかまってくれます。
ここのスタッフは子供好きじゃないとかなり辛いでしょう。笑

スタッフさんの対応が非常に丁寧
もちろん星がつくようなホテルに行けば対応が素晴らしいのは
当たり前になってしまいますが、
この価格帯のホテルとしてはかなり気持ちの良い対応でした。
子供が卵アレルギーがあると予約時に伝えていたため、
チェックイン時には朝食バイキング全メニューのアレルギー表をくれ、
夕食の和食レストランでも、登場した5〜6名ほどのスタッフさん全員が
アレルギーのことを気にしてくれていました。
夕食は和食のコースにしたんですが、
入りの段階での子供の機嫌(と恐らく時間)を見て、
料理の提供スピードを早くするかを確認。
二日目は最初は通常のコースのような提供スピードでしたが、
中盤からは子供が飽きてきているのを見て
提供スピードをかなり早めてくれました。
このあたりの慣れと観察力は素晴らしいなとちょっと感動しました。

ベビー用品を無料貸し出ししてくれる
おむつ用のゴミ箱から哺乳瓶の洗浄セット、ベビー用石鹸、ベッドガードなどなど
10種類ほどのグッズを無料で部屋まで持ってきてくれます。
この安心感はハンパない。笑

レストランの子供椅子のバリエーションが豊富
高い座るタイプ、机に引っ掛けてベルトで固定できるもの、
ユラユラしてくれる揺かごタイプと、月齢に合わせたチョイスが可能です。

レストランでは無償でベビーフードを出してくれる、キッズ用のバイキングがある
これも食事を楽しみたい親にとっては非常にありがたい。
手ぶらで行っても、ベビーフード(12ヶ月目のものまで)を選べて、
湯煎してご飯に乗せて提供してくれます。

ベビー用のプールがあり、乳児でも温泉入湯可能
室内の25mプールがあって人気ですが、ベビー用の浅いプールもあり、
浮き輪も貸してくれるので深いところでもパパママが支えながらなら、
乳児でも楽しめます。
うちの娘もプールデビューを果たしました!
めちゃめちゃ顔に水かかってましたが、楽しんでいて良かった。
さらに、ここはオムツのとれていない子供でも温泉に普通に入れます。
それがネガティヴ情報になる方もいらっしゃるでしょうが、
子連れの親にとっては凄いありがたい。
大浴場にはベビーチェアや着替え用のベビーベッドも用意されています。

売店でもベビー用品を一通り揃えている、絵本のコーナーには大量の絵本
この辺りはそのままの内容です。

キッズ向けイベントも開催
夏だったので、2階廊下で縁日がやっていたり、
宴会場一室がプラレール部屋(結構凄い)になっていたり、
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キッズ向けのイベントもかなり力を入れていました。



ここまで書いてきた通り、マイナスに思うポイントはほとんどなく
(部屋付きのお風呂がちょっと残念だったのと、フロントが結構並ぶくらい)
子連れにとっては最高に泊まりやすいホテルでした。
ジイジとバアバも連れてきての家族旅行の方も結構見かけましたが、
それもやってみたいなーと思わせる素晴らしいホテルでした!!




明日は僕ら夫婦のメインテーマ「食」と、娘に楽しんでもらいたい「レジャー」について書きます。

【予告】育休の先輩方にインタビューさせていただきます

育休24日目。

昨日から二泊三日の家族旅行に来ています。
娘が生まれてから、お互いの実家以外で家族で旅行をするのはこれが初めて。
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栃木県にあるホテルエピナール那須というところに泊まっています。
http://www.epinard.jp/s/








今のところ超、満足。








フロント対応、ベルガールさん、すれ違った時のスタッフさんの挨拶、レストランのスタッフの対応、味など、どれをとっても凄く良いです。
そしてベビー連れの対応に非常に慣れている。
ホテルへの感想や気づきはまた明日以降に書きたいと思います。



そしてタイトルの件。
以前にこれから書くテーマとして振っていた「育休先輩パパへのインタビュー」がついに実施可能になりました。
西村さんから紹介をしていただき、来週以降3名の育休先輩パパとお話(インタビュー)させていただけることに!

とてもありがたい機会をいただきました。

自分の思うこと、育休への思い、育休中のHOWなどをインタビューしてきます!
この場でインタビュー内容は記事化しますので、いつも読んでくださっている方はぜひお楽しみに。

インタビューさせていただくのは、
いずれも3ヶ月や半年など僕よりもロングに育休を経験した方たちです。
そして僕と同様、ブログを書かれていた方たち。




面白いに決まっています。





今後育休を取ろうと思う方にも絶対に参考になると思うので、
もしこの記事を今読んでくださっている方の中に
「こんなこと聞きたい」ということがある方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡下さい!
あなたが聞きたいことは、他の誰かも絶対に聞きたいことなので。

では、インタビュー記事は乞うご期待。
今日はどうぶつ王国に行ってきます🦁

子供だけでなくパートナーを承認していますか?あなたは承認されていますか?

育休23日目。
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今日はすでに卒業した会社の同期と久々に会って話をしていました。
結婚してこどもができて、状況が変われど加速度的に魅力的な人になっていて、
自分も負けられないなと刺激になりました。
やっぱり同期の存在は大事ですね。

彼と色んなことを話す中で出てきたのが、
2歳の頃に既に掛け算の九九が言えたというエピソード。
世間の大多数から見たら異様に早い段階だと思いますが、
その背景には姉の存在があったそう。
姉が当時九九の練習を家でしていて、上手く言えると親に褒められていたのを
横目で見ていた弟の彼は、自分もあの呪文を唱えれば褒められると思ったのでしょう。

そこで思い出したのが、この育休をブログを書き出した最初のエントリー。
最近子供を褒めましたか?子供の成長は親の承認次第 : 河田 豊
久しぶりのLINEブログ更新です。東京に引っ越してきてからは初。ブログ自体をやめたわけではなく、こっちにお引越しして、マイペースに更新しています。3日前から育休を取得させていただきました。会社のみなさま、嫌な顔一つせずに認めてくださりほんとうにありがとうござ
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最近、自分の娘を見ていたり、街中で親とやりとりしている子を見ても、
「あぁ子供は親から褒められたいんだ」
と素直な表現を見ていて改めてそう感じます。

だから小さいながらに物を次々に持ってきて
「はい!」と渡してくる×エンドレス…は子供の定番の行動だし、
うちの娘も上手にできたね〜という拍手を物凄い求めてきます。

それは小さい子供も、大人も実は同じ。
大人だって「承認」を求めます。
誰かに「ありがとう」と言われたいし、「凄いね」と言われたい。
その相手は「知らない誰か」よりも「よく知っている誰か」の方がより嬉しい。

自分が認めている、尊敬している、愛している人からの「承認」ほど
心が満たされることはない。

ただ、ポイントがあって「凄いね」「偉いね」「上手だね」は
多用しない方が良いと言われています。
理由はこの褒め方は結果を求めているから。

これを繰り返していると常に他者と比べる、
結果だけを求める子になる可能性があるそうです。
となると常に勝ちにいきたいから挑戦をしなくなる。
周囲から過度な期待をかけられた中途半端なエリートが
30歳前後でよく陥る人生の落とし穴ですね。

なので、結果ではなく行為そのものを「認めて」あげることが大切です。
〇〇して凄いね → 〇〇したんだね
という感じですね。

詳しくはこちらに↓
http://www.northlandgymnastics.com/archives/home-shikari/kimochi-kotoba/



逆に人は「承認」されないと自分の存在価値を感じられないので
そこに居場所がなくなり、別のところに「承認」を必ず求めに行く。





浮気も、離婚も、転職も、家出も。




全部に通じている。






こんな記事をよく見かけます。
離婚危機を回避するにはお互いに褒め合うことが大切だと。

最近、目線がこどもばかりにいってやしないだろうか。
自分の一番身近な人、妻を自分は「承認」しているだろうか。




できてなさすぎて焦りますね。





みんなで、パートナーと「承認」し合おう。

子供が絵本を先にどんどんめくっていってしまうのには理由がある

育休22日目。

この記事を読んでくださっているパパさん、
こどもに絵本を読んであげることはありますか?
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僕は絵本を読むのは最初苦手でした。
以前に書いた「いないいないばぁ」が苦手だったのと似た感覚で、
どういうテンションで読んだら良いかわからなかったのです。
独身男性陣、カッコつけずに「いないいないばぁ」できますか? : 河田 豊
育休11日目。今日は娘の2つの成長をしっかり目で見ることができた一日。1、片手を繋ぐだけで歩けるようになった!2、一人で何かに掴まることなく一瞬立った!!Photo byhttps://www.pakutaso.com/こういう少しずつの成長を妻からの報告や動画でなく、"その瞬間"に立ち会って
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「子供に向けて」と思いすぎるとなんだか変なイントネーションになってしまったり、
普通のテンションで読むと子供に全然受けなかったり。。
今思うと単に「なりきれずにかっこつけていた」んだと思います。
絵本に限らず、「子供に合わせるということがなんかちょっとカッコ悪い」という
謎すぎるプライドが邪魔をしていました。笑

最近はさすがに慣れてきてそんなこともなくなりましたが、
こういう男性も結構多いんじゃないかなーと思うのですが、
多くの人は最初からスッと入っていけるものなんでしょうか。



今日は、絵本を読んであげているときに
子供がどんどん先にめくっていってしまうことってありませんか?
それにはどうやら理由があるようです、というお話です。



恐らく他のお子さんもあると思うのですが、
絵本を読んであげているとこどもがまだそのページを読み終わっていないのに
どんどん先にめくっていってしまうことが多いです。

大人からすると「いやまだこのページのお話終わってないから」と思って
ページをめくり戻したくなるんですが、
子供はそんなこと求めていません。

1歳未満とかの小さいうちは、絵本の楽しみ方が
ストーリーというよりも一枚一枚の絵を見たり、
出てくる「音」を楽しむからということもあるでしょう。

そしてもう一つ「ジャネーの法則」というものが関係ありそうです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジャネーの法則
by wikipediaジャネーの法則

===
ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書[1]において紹介された[2]法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。

===

この法則によると、29歳である僕と1歳である娘の時間の流れ方は29倍違う。
僕が絵本のその1ページをを読むのに30秒かかっているとすると、
娘にとっては14分半もそのページで待たされている感覚になるということ…!

2歳のお子さんと歳のパパなら15倍。





そりゃ、飽きますよね。





この法則が秒単位の時間についても同様に当てはまるのかまで詳細にはわかりませんが、
これを知ってから娘がどんどん先にいっても「まぁそりゃそうだよな」と思うようになりました。

絵本の読み聞かせの時だけでなく、色々なシーンでこどもがもう飽きたの?
という場面に遭遇すると思いますが、そのときにこの法則を思い出せると
大きな気持ちで見守ることができますよね。

一方で、娘にとっての1年365日は、僕にとっては約13日間に感じられるんだと思うと
結構ゾッとしますね。
1日1日を大切に生きていかないと。

Carpe Diem

絶対、出産には立ち会った方が良いです

育休21日目。
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(エントリーが翌日になることも重なり、改めてカウントしたらめっちゃズレていたので修正。日数はズレていないと妻にドヤ顔で言い張っていたのでこっそり。。)



今日は「立会い出産をした方が良い」という話をします。


昨日、妻の姉が第二子を無事に出産したとのことで、
妻の実家がある甲府へお祝いに行ってきました。

お昼頃に病院に到着すると、
午前3時に出産を終えた義姉と義兄、甥っ子、義母が揃っていました。

大仕事を終えてホッとしたように見える義姉、
後から聞くとそこから寝ていないそうなので疲れは相当なものだったと思いますが、
談話室で新しい命を囲んで少しの間歓談してきました。

その中で「出産への立会い」の話になりました。

義兄は第一子に引き続き、立会いをしたそうでこちらも疲労の色は隠せない感じ。
会話の中で「前回と比べてこうだったよね〜」とか
「水を持って隣に座っていただけ!」とか、そんな話を聞いていました。

義姉が出産をしたのは、妻が約一年前に娘を出産したのと同じ病院。
その見覚えのある談話室でそんな話を聞いていると、
一年前自分たちのことを思い出していました。



当時、大阪勤務だった僕は甲府へ里帰り出産をしている妻からの連絡を受け、
月末業績がどうなるかという瀬戸際のタイミングでもありましたが
朝から業務を切り上げ甲府へ向かわせていただきました。

妻は入院をしていましたが、そのきっかけは陣痛ではなく破水でした。
つまりまだ生まれてくる準備が整っていない状態。
この場合、陣痛を待ってから、自然に陣痛が来なければ
陣痛を起こす薬を投与していくという流れになります。

妻の場合、自然には陣痛がきそうもなかったので、
陣痛促進剤を投与していくことに。
そんな経過を移動中の特急電車でキャッチしながら向かっていました。
(大阪から甲府までは4時間ちょっとかかります)

その日の夕方頃どんな状況になっているんだろうと思いつつ病院へ着くと、
妻は想像より相当ケロっとした感じの顔で迎えてくれました。
促進剤を投与していたものの、なかなか陣痛が起こらず
翌朝から再度仕切り直していこうと決まった後だったようで、
すでに妻はほとんど陣痛の痛みもない状態でした。

少しの間妻と話し、その日は僕も妻の実家に帰って休養させてもらうことに。

翌朝、陣痛促進剤投与のタイミングから病院へ向かいます。
8時〜9時の間くらいに病院につき、徐々に陣痛の痛みが増していく妻の腰を押したり、
一緒に呼吸を整えたりします。

ちなみに、立会いをするにはどの病院でも「両親学級」という講義への出席が必須。
ここでは出産に伴うリスクの話や、陣痛後どんな風にして赤ちゃんが生まれてくるか、
最中どんな風に呼吸をしたら良いかなどを教えてもらいます。

確かにここで基礎知識をつけておかないと、マジでほんとに何もやれることないです。

ネットでいくらでも情報は出てきますが、呼吸法などは結構病院によって違います。
選んだ病院が推しているやり方を体験しておくことで実戦でも使えるようになります。

夫にできることは、飲み物を渡す、体の押してほしいところを押す、一緒に呼吸法をやる、うちわで扇ぐ、手を握る、とかそのくらいのもんです。
よく「そんなに⁉︎っていうくらい腰を押す」って言われますが、うちもそうでした。

最初は手で押していましたが、こちらが耐えられないくらいの圧を求めるので
テニスボールを使って押していました。
そのポイントも腰のあたりから徐々に下の方に下がっていき、
最後はほとんど「肛門にテニスボールを突っ込もうと奮闘するおじさん」くらいのポジションになります。笑
このあたりまでくると、かなり苦しそうな様子になるので、こちらも全力です。

12時頃、陣痛室から分娩室へと移動することに。
いよいよ「産む」段階へ入ります。

うちの娘が実際産まれてきたのはその「4時間半後」でした。

その間、大抵の人がこれまでの人生で味わったことのない
「無力感」を存分に感じる時間を過ごすことになります。

分娩室に入ってしまうと、態勢も変わるのであまり腰を押したりすることもなくなり、
基本は「声をかける」「汗を拭く」「水を飲ませる」「うちわで扇ぐ」、
この無限ループを4時間半後ずっとすることになります。

その間、目の前には見たことのない表情や叫び声を上げる妻がいます。

後半、「いつまでやれば良いの…」と言ったり、痛みで意識が飛びそうになる妻を見ながら
「もう自然分娩で産むのは無理なんじゃないか」と本気で思いました。
これ以上、精神が持たないんじゃないか、と思いました。

その間もできることは
「声をかける」「汗を拭く」「水を飲ませる」「うちわで扇ぐ」
だけです。
何も代わってあげることはできません。

この感覚(無力感)は恐らく、他では味わうことができないんじゃないかと思います。

永遠に思えるその時が過ぎ、16時半をほんの少し回った頃、
娘は産まれました。
その姿を見て、泣き声を聞いた時、僕は泣きました。
ボロボロではないですが、ジワァっと泣きました。

色んな感情が織り混ざっていたんだと思います。

無事に産まれてきた娘への感動、この大業を成し遂げた妻への尊敬、
命を目の前に感じた感動、苦しみから妻が抜け出したことへの安堵、
そして「無力感」から解放された自分への安堵。








これはほんとに、とんでもない体験ですよ。









お金を払ったって絶対できる体験じゃない。










正直、男性側もめちゃしんどいです。
この無力感と戦うのは。










でも絶対全員、目の前で見た方が良い。












そう思います。











大抵の人の仕事には代わりがいます。
その日にやらなくても絶対何とかなります。
もちろん、一生に一度の勝負をかけているファウンダーだったり、
一部そうじゃないシーンがあることもあるでしょう。
でも大概の人は何とかなります。











でも、あなたの家族にとってあなたの代わりはいない。











僕はこの体験があまりにしんどかったので、
少し前までは第二子ができても、今度は立ち合いはしないでおこうと思っていました。

でも昨日、一年前のあの病院に行って思いが変わりました。
第二子も何があっても立会いをします。



義姉、義兄、本当にお疲れ様でした。

家事育児をワンオペでやってみた一部始終を書きます

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育休17日目。

昨日は

朝食以外の家事育児を一通り全部自分でやってみる

という1日でした。

(朝食の後に決まったことだったので朝食準備は抜き。ヤバイ時はヘルプに大いに入ってもらったので、ワンオペなんて言えるような大層なもんではないですが)

これからダラダラとその一部始終と感想をお伝えしていきます。

感想は、妻は凄い。
もっと感謝せねば。

これに尽きます。笑

でもそれが体感できただけでもやってみて良かった。




朝8時から家族全員が朝ごはんを食べる。
娘の機嫌も良し。

9時頃、娘の朝食を片付け、洗濯物を干し、掃除機を部屋中にかけて回る。
娘、機嫌上々。

10時頃、娘と妻と絵本を読んだり動画を撮ったりしながら遊ぶ。
お昼は焼うどんにしようと思いつくも、娘も同じで良いものか?
妻に聞いたり、離乳食Verの作り方をネットで調べたりするなど。
レシピをGoogle検索するとまぁ当然クックパッドのレシピがモリモリ出てきます。
やはり、娘機嫌よし。

11時頃、昼ご飯の買い物でスーパーへ。
娘は抱っこ紐でお付き合い。そのまま寝て欲しいので帰宅後も抱っこ紐のままユラユラ。
寝てくれたー!サンキューで〜す!
機嫌も上々。

12時頃、焼きうどん完成。「娘のも同様の具材」で作って味付けだけ別ルートへ。
これが失敗のもとになるとは知らず。。
調べてはいたものの、結局味付けは妻に手伝ってもらい、出汁を振りかけてレンジへ。

12時半頃、お昼ごはん。
最初は良い感じで食べ始めてくれたんだけど…
具材の豚肉が大きすぎて飲み込めず、何度も出したり入れたり…
もやしも長すぎて喉を通らず出したり入れたり…
(後で妻の分析を聞くとたぶん)これが原因で途中から超不機嫌に。
泣き喚いて涙をボロボロ、ご飯はそこから一切食べず。
妻も言ってましたが、自分の作り方が悪かったとしても、作ったものを受け入れてもらえないのは悲しすぎますね😭

そのまま泣いて泣いて、妻に抱っこしてもらい疲れたのかそのまままた寝てしまいました。
その間、僕は何もできず。。

娘が寝てから妻と振り返り。
ここで具材が大きすぎて機嫌が悪くなったんじゃなかろうかと教えてもらう。

15時頃、今度は夕飯の献立を考える。
大人はたまねぎがたくさんあったので、親子丼でもやろうかなとすぐに決め、娘のご飯をどうしようかまたクックパッドさんに相談。
娘は卵アレルギーなので親子丼は食べられないんです。
1時間くらいああでもない、こうでもないと調べて(なんて効率が悪いんでしょう)、
結局戻ってきて卵抜きで親子丼と同じようなものを作ることに。

16時半頃、再度夕飯の買い物へ。
ほんとは昼飯を買いに行った時に買うのが効率良いんだとわかっていますが、その時は夕飯のことを考えている余裕がなく。
うちは徒歩20〜30秒でスーパーがあるので成り立つ効率の悪さ。笑

17時、夕飯を作り始めるも娘機嫌悪し。
そこで頼るは最強のYouTubeコンテンツ

これ、うちでは最強の視聴率を誇る鉄板プレイリストです。バリエーションも豊富でマジで助かります。
そして親子丼の出汁を入れ、玉ねぎを煮始めてから気づく。
「卵無いーーーー!」
ここで、夜の振り返りで今日のNo. 1ハイライトとして妻から褒められた決断を下す。
「今日は親丼にしよう」

娘のお腹も空いている中、親子丼にこだわって卵を買いに行ってる場合ではない。
その判断が賞賛ポイントでした。笑

18時、夕飯を3人で食べ始める。
娘には、昼に出した焼うどんに出汁を入れ、かけうどんにしてリベンジを図る。
勿論、豚肉は小さく切りなおして。
しかし、見事に失敗。
そう、問題は豚肉だけでなく、長すぎて喉を通らないもやし。
こいつらを再び与えたことで娘の不機嫌はピークに。
以降、一切の物を口にしない。。

またもや呆然と座り尽くす僕。

その間、妻は娘が好きだった麩をあげてみたり、自分が食べるふりをして美味しいアピールをして与えてみたり、具材を厳選してあげてみたり、膝の上に乗せて食べさせてみたり…
物凄い数の打ち手を高速で回しています。
結果、娘は機嫌を取り戻しほとんどを食べ切りました。
この引き出しの多さと諦めない姿勢は圧倒的な経験の差を感じました。。

20時すぎ、お風呂へ娘を入れ、髪を乾かして歯磨きをしたところで妻へバトンタッチ。
授乳をして寝かしつけは妻がやってくれました。


感想。
育休を取得するかどうかはどっちでも良いけど、必ずワンオペ家事育児を一回「体感」した方が良い。
実際僕はかなり妻に助けられて何とか遂行しましたが、それでもキツかった。
自分の何もできなさを痛感しました。

いかにダンドリを考え尽くして家事育児をやっているか、
子供は何の悪気もなくそのダンドリをぶっ壊してくるものか。
聞いているだけ、見ているだけじゃ絶対に理解できない。

育休長く取れないなら半年も一年もいらないです、1ヶ月でも良いからとった方が良い。
1ヶ月も取れないなら、有休を数日入れるだけでも良い。
その間にワンオペで家事育児をやると良いです。
必ず発見があるはず。
そして奥さんをクソ敬うようになるはず。笑

僕のようなショートパターンの育休は、経験を積んでタスク分担できるようにするのが目的ではなく、
体感をして奥さんにちゃんと感謝できるようになるのが目的の取り方。
これをやるだけでも、もちろんワンオペは辛いですが奥さんはかなり救われると思います。

僕は今日の今日までそれが体感できていなかった。
だから理解できなかった。

僕はもし第二子が産まれたら、出産後すぐに必ず育休をとります。
と、ここに宣言しておきます。笑

今日はいつにも増して駄文でしたが、
最後までおつきあいいただきありがとうございました。