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子供が絵本を先にどんどんめくっていってしまうのには理由がある

育休22日目。

この記事を読んでくださっているパパさん、
こどもに絵本を読んであげることはありますか?
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僕は絵本を読むのは最初苦手でした。
以前に書いた「いないいないばぁ」が苦手だったのと似た感覚で、
どういうテンションで読んだら良いかわからなかったのです。
独身男性陣、カッコつけずに「いないいないばぁ」できますか? : 河田 豊
育休11日目。今日は娘の2つの成長をしっかり目で見ることができた一日。1、片手を繋ぐだけで歩けるようになった!2、一人で何かに掴まることなく一瞬立った!!Photo byhttps://www.pakutaso.com/こういう少しずつの成長を妻からの報告や動画でなく、"その瞬間"に立ち会って
lineblog.me

「子供に向けて」と思いすぎるとなんだか変なイントネーションになってしまったり、
普通のテンションで読むと子供に全然受けなかったり。。
今思うと単に「なりきれずにかっこつけていた」んだと思います。
絵本に限らず、「子供に合わせるということがなんかちょっとカッコ悪い」という
謎すぎるプライドが邪魔をしていました。笑

最近はさすがに慣れてきてそんなこともなくなりましたが、
こういう男性も結構多いんじゃないかなーと思うのですが、
多くの人は最初からスッと入っていけるものなんでしょうか。



今日は、絵本を読んであげているときに
子供がどんどん先にめくっていってしまうことってありませんか?
それにはどうやら理由があるようです、というお話です。



恐らく他のお子さんもあると思うのですが、
絵本を読んであげているとこどもがまだそのページを読み終わっていないのに
どんどん先にめくっていってしまうことが多いです。

大人からすると「いやまだこのページのお話終わってないから」と思って
ページをめくり戻したくなるんですが、
子供はそんなこと求めていません。

1歳未満とかの小さいうちは、絵本の楽しみ方が
ストーリーというよりも一枚一枚の絵を見たり、
出てくる「音」を楽しむからということもあるでしょう。

そしてもう一つ「ジャネーの法則」というものが関係ありそうです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジャネーの法則
by wikipediaジャネーの法則

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ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書[1]において紹介された[2]法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。

===

この法則によると、29歳である僕と1歳である娘の時間の流れ方は29倍違う。
僕が絵本のその1ページをを読むのに30秒かかっているとすると、
娘にとっては14分半もそのページで待たされている感覚になるということ…!

2歳のお子さんと歳のパパなら15倍。





そりゃ、飽きますよね。





この法則が秒単位の時間についても同様に当てはまるのかまで詳細にはわかりませんが、
これを知ってから娘がどんどん先にいっても「まぁそりゃそうだよな」と思うようになりました。

絵本の読み聞かせの時だけでなく、色々なシーンでこどもがもう飽きたの?
という場面に遭遇すると思いますが、そのときにこの法則を思い出せると
大きな気持ちで見守ることができますよね。

一方で、娘にとっての1年365日は、僕にとっては約13日間に感じられるんだと思うと
結構ゾッとしますね。
1日1日を大切に生きていかないと。

Carpe Diem