100 × 1000

自分らしく生きている素敵な人を見つけてご紹介していきます

自分らしく今を生きる no.004〜自分らしさに向き合う方法とは〜

#ソーシャルアパートメント #コミュニティ #コーチング #自分の枠の外し方


こんにちは。

『自分らしく今を生きる』では普通の会社員である僕が
心から「素敵な生き方をしている」と感じた人たちに出会い、
その生き方に至るまでにどんなことを考え、どんな行動をしてきたのか聞いたお話を
僕と同じく『普通の○○なあなた』にご紹介していきます。


今回お会いしたのは、高梨翔さん(26歳)。

都内でソーシャルアパートメントを運営する不動産系ベンチャー“グローバルエージェンツ”で働いています。

f:id:yutanp:20170621010045j:image

photo by miho kuroda

https://www.facebook.com/miho.kuroda.144


Global Agents
f:id:yutanp:20170621010054p:image


起業を目指す高梨さんのこれからの人生のテーマは、
「どうしたら自分らしく生きる人を増やすことに貢献できるか」。
僕と全く同じテーマを生きる人に出会い、
朝からテンション上がってお話ししてしまいました。
今のお仕事である不動産とどう関係があるのか?ないのか?
高梨さんがこのテーマに行き着いた経緯をお聞きしてきました。

 


コミュニティの魅力に気づいた


−今の仕事はどんなことをやっているんですか?
ソーシャルアパートメントという、数十人から200人規模の隣人交流型マンションの運営・管理などをやっています。
お金がない学生が住むシェアハウスというような物件ではなく、30歳前後の方が住むコミュニティ活動が活発な共同住宅です。
なので、家賃も10万前後に設定されている物件も多く、一人暮らしとして特に安いわけではありません。
物件にもよりますが、学生で入居されているのは全体の1割弱くらいです。
f:id:yutanp:20170621010830j:image

出典:http://www.global-agents.co.jp/portfoliopage/


−どうして今の会社には新卒で入ったんですか?
学生時代にバックパッカーとして海外を回っていました。
だんだん学生生活も終わりが見えてきた頃「就職するのが嫌でどうしよう…」と思っていたんです。
周りの大人に聞いても「社会に出たら辛いぞ、今のうちに遊んどけ」みたいなことばかり言われていましたし。
今思うと、イキイキと働いている人に出会えていなかっただけなですけどね。
悩んでいたときに「だったら先にお試しで社会に出てみよう」と思い立ち休学してインターンを始めたのが今の会社でした。


−なるほど。でも、なぜこの会社をインターン先に選んだんですか?
インドや東南アジアで見つけたホテルのラウンジでの経験が頭に残っていたんです。
年上も年下も国籍も関係なく、みんなフラットに話ができる空間があり、
日常にこんな空間があればいいのにって思っていた時に、
ソーシャルアパートメント事業をやる今の会社を見つけたんです。


−高梨さん自身もソーシャルアパートに住んでいるんですか?
今は結婚をしたので出てしまいましたが、僕も4年ほど住んでいました。
ちなみに奥さんは台湾の人なんですが、このソーシャルアパートメントで出会いました。


−おお、まさにソーシャルアパートメントに出会って人生を変えたんですね!
僕自身もソーシャルアパートメントに住むことで「こんな面白い働き方、生き方をしている人もいるんだ」と衝撃の出会いを経験しました。
学生時代に出会っていた「今のうちに遊んでおけ」「社会に出たら大変」という大人たちとは全く違う人種の人たちでした。
彼ら彼女らとの出会いによって「自分の枠が外れていく」感覚を経験したんです。


−「自分の枠が外れていく」というのは?
僕自身も入居前はそうだったんですが、部分の人は「普通はこう」とか「親や先輩も言っているから」のように、自分の中に持っている考えよりも、誰かが決めた枠組みの中でいろんなことを決めていることが多いです。
ソーシャルアパートメントで生活することで、「自分らしく生きる」人にたくさん出会うことで、彼ら彼女らが凄く楽しそうに生きていることに気づいたんです。


−誰かの基準でなく、自分らしく生き方を決めていくことが枠を外すということなんですね。
はい、その後もアパートメントに入ってくる人を見ていると、ここでの出会いをきっかけに枠を外して生きていく人がたくさんいました。
そういう人たちを見る中で「自分らしく生きる」人を増やすための仕掛けとしてコミュニティの持つ魅力を強く感じていくようになりました。


コーチングとの出会い


−今後はどういうことをやっていこうと思われているんですか?
何年もそういったコミュニティを見ていると、同じようにアパートメントに入ってきても、枠を外して楽しく生きている人とそうでない人がいることに気がつき始めたんです。
恐らく、ソーシャルアパートメントの知名度が上がってきたことで、色々な人がいるところになっていったことが大きかったんだと思います。
自分に素直になれる人たちは、周りの環境を少し変えるだけで変化していきますが、自分に素直になれない人たちはソーシャルアパートメントに住むだけでは自分を変えられないまま、枠を外せないまま出て行く人が多い。
自分に素直でないから、何となく楽しく過ごせたけれども自分の生き方が大きく変わったというところまではいかない。
「どうしたらそういう人にも変わる機会を提供できるか」というのが僕の今のテーマです。
だって、自分に素直であろうとなかろうと「人生を最高に楽しみにたい」と思っているのは共通だと思うので。「人生を最高に楽したい」と思うにはまず「自分の枠を外す」というのが一番良いと思います。


−具体的に何か打ち手はあるんですか?
はい、そんな時に出会ったのが同じアパートメントに住む知人が学び始めた「コーチング」だったんです。
今や2~3ヶ月待ちとなるまでになった(しかもこれ複業です…!)彼のコーチングのモニターが僕でした。
それまではコーチングって何か怪しいイメージを持っていたんですが、実際に体験をして衝撃を受けました。
自分への問いかけから潜在的な自分を見出して、課題を設定し少しずつクリアしていくコーチングにより、自分の枠が徐々に外れていく感覚を得たんです。
自分で感じていた今の仕事の天井を毎回一段ずつ引き上げてくれる感じでした。
この一対一のやりとりで進められていくコーチングというメソッドに大きな可能性を感じました。

 

−じゃあ自分でもコーチをやっていこうと?
いえ、僕が自分でやるよりも、マッチングのプラットフォームがあれば良いなぁと思っています。
まだまだ調査中ですが、実は世の中にはアマチュアのコーチという方がたくさんいるんです。
でも、コーチングというと最初の僕のように、カウンセリングやプロコーチの高い価格ばかりに目がいき、世間の印象が悪いというのが実情だと思います。
プロコーチでない、複業としてコーチの資格を持っている人がなぜ一本にしないかというと単純に集客ができないからというのが大きな理由の一つらしいです。
だから、彼らと「自分らしく生きたいと思っている人」をつなぐ架け橋になるようなマッチングプラットフォームを作れたらなぁというのが、最近考えていることです。 

高梨さんの自分らしく今を生きるきっかけ

キーワードは、出会いを自分で作り出す行動力
「コミュニティ」と「コーチング」を自分らしく生きるための手段として見出した高梨さんが今の生き方をできているのは、そもそも自ら外に出ていこうとする行動から始まっていました。
学生時代のバックパック旅行という行動、インターンをやっちゃおうという行動、この2つの能動的な動きが、今の高梨さん魅力的にしてくれたハイライトだったんじゃないかなと思います。
「自分らしく生きる人を増やしたい」と語る高梨さんの目は、間違いなく自分らしく生きている人の目でした。
僕も同士に出会えて、とても嬉しい楽しい時間でした。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
いつかあなたの『自分らしく今を生きる』お話も、ぜひ聞かせてください。


かわだ