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自分らしく生きている素敵な人を見つけてご紹介していきます

パパたちのライフシフト!ファザーリングジャパンのイベントに参加してきました

育休34日目。

間が空いてしまいました。。

一昨日はこちらのイベントに参加してきました。

主催は、いつもお世話になっている西村創一朗さんも理事として参加する
NPO法人ファザーリングジャパン。

登壇者には、子供が生まれたことをきっかけに人生を変えた方々が並びます。
復業研究家、兼業主夫、経営者、フリーランス
登壇者のお一人、元リクルートの佐藤さんには
今日個別で育休についてのインタビューもさせていただいたので
後日ここでも共有させていただきます。

登壇者の共通点は、二つ。
全員なぜか「娘がいる」ということ(笑)と
「自分で自分の働き方を決めている」ということ。

8名の登壇者全員が娘を持つパパだというのは面白かったです。
代表の安藤さんも冗談交じりに「娘じゃなかったらやってなかったかも」なんて言っていました。
やっぱり男親は圧倒的に娘に弱いですよね。

そして自分で働き方を決めているということ、
これが今回のイベントの本丸のテーマでした。
色々なキャリアを共有していただける貴重な場でしたが、
印象に残ったことを記しておきます。


地域の活動に積極的
みなさんPTAやマンションの管理組合などの地域のコミュ二ティに
滅茶苦茶入り込んでいらっしゃいました。
これはいわゆるイクメンの必須項目なんじゃないかと思うくらい、
家族を大事にしているパパは地域の活動を大事にしています。
冷静に考えれば、自分のこどもが参加するコミュニティの活動にコミットするのは
当たり前なんでしょうが、日本人はここを疎かにしている人がかなり多い気がします。
「収入を得なくても良い、地域のコミュニティやPTAを経験することで人として成長できることは山ほどある」
みなさんそんな風に仰っていたのが印象的でした。

自分の幸せの中に家族が占めるウエイトが高い
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何人かのキャリアチェンジのエピソードをピックアップすると、

①娘が「ご飯の時にパパがいないと寂しいね」と言ったことをきっかけに、自分で時間をハンドリングできる働き方にシフト。現在はファイナンシャルプランナーのパパ。

派遣社員でブラックな働き方にどんどん条件更新をされていき「これを続けても今以上の幸せは絶対ない」と確信して退職。「その時々の家族の幸せを考える。それが今は兼業主夫なだけ」兼業主夫として家族を支えるパパ。

③長年勤めた大手企業を退職する時の伝え方は、「×俺やめようと思っている」
「◎どのくらいの期間なら収入が少なくてもOK?踏み出そうと思うんだけど応援してくれるか?」と相談したパパ。

④ほんとに人生を後悔するとしたらなんだろう?「家族だと思った」
保育園は送りももちろんだけど、「パパー!」と向かってくるお迎えの瞬間の方が幸福度が高い。だから必ずお迎えも行くというパパ。

転職、起業が凄いとかワーママは凄いとかだけで語るのは違う
こういう話をしていると、転職・起業ありきのキャリア論になったり、
「ワーママが凄い、専業主婦は怠けている」みたいに聞こえてしまうけれどもそれは違う。
会社を変えることは難しければ上に上がって自分の部署だけでも変えれば良い。
自分が嫌だったマネジメントを若手にしないような組織を作る、そういうキャリアも選択肢の一つ。
そんな話も出ていました。


みなさん、家族を理由にキャリアチェンジをされていますが、
「そうした方が家族が喜ぶから」という理由ではなく、「自分が家族といたいから」という自分の理由で動いているのがとても印象的でした。