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地方創生ネタ #1

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栃木県小山市が地元から東京へ通勤する人に新幹線代を補助金として出しますよ、
だから小山に留まってね、という政策。

自治体が移動に関する補助金を出して、地域を活性化しようという考え方としては凄く面白い。

僕は東京人の地方都市への多拠点居住を通して地方創生ができると思っているので、
地元民を留まらせるというのは全く逆の発想。

課題が異なりますが、小池さんが都内の保育士の給与を一律で上げにいく、という政策もそうですが、
「お金を出す」というのは自治体にしかできないわかりやすい活性化の打ち手。

僕は人口がシュリンクしていく中で、
経済の活発な都市部に人が集まってくるのは必然かなーと思っています。
都市部からの移住促進や人口流出を留めるのだけではいつかダメになる。
そうではなく、都市部に住まう人の“二つ目の拠点”としての誘致を促進し、定住でない人口を増やすことによってコミュニティや経済を活性化できないだろうか。

多拠点居住をしようと思った時に足かせになるのは、移動にかかるコスト。
拠点自体の固定費はタイムシェアをしてしまえば落とせますが、移動にかかるコストを抑えるのは難しい。
夜行バスが最近流行ってますが、週末に隔週くらいで行こうと思うと、時間と身体への負担を考えると効率が悪すぎる。
そこにかかる費用を補助することで、二つ目の拠点として選んでもらえないだろうか。

もちろん、そもそも二つ目の拠点として選びたいと思える地域そのものの魅力の顕在化は必須ですが。

この小山の取り組みは、予算組みが小規模なので試験的な運用になるのだろうけど、とはいえ一定の効果を得られるのかとても興味があります。

今日は割と真面目路線でした。
昨日の親子教室の話の続きはまた明日にでも。
おやすみなさい。